介護の仕事って?介護の資格はどんな資格なの?

介護の仕事に求められること!

介護の仕事と一言で言っても多種多様なサービスがあります。
一般的に介護の仕事と言えば介護保険サービスになります。
わが国の介護保険は40歳以上(2号被保険者)の方が必ず加入して、65歳以上(1号被保険者)の方が利用のできる保険制度です。
介護保険サービスでの支援はどんなことをするのでしょうか?
例えば、訪問介護(ホームヘルパー)の場合は自宅に伺い調理・洗濯・買い物などをします。
更には食事の介助・トイレに関する介助や入浴介助をすることです、一言で説明すれば日常生活において不便になった所のお手伝いです。
しかし、調理・洗濯・買い物などお願いしたいのであれば、民間のサービス、いわゆる家事代行サービス(家政婦サービスなど)を利用する事も可能でしょう。
介護保険サービスでは、ただ家事をしてもらいたいからと言って利用する事はできません。
利用者一人での生活が困難な場合、日常生活で出来ないところを支援するサービスとなっています。
介護保険サービスの考え方は、今できる事を出来るだけ持続するための支援をすること(介護予防)が最も重要な考え方です。

介護が必要になった方の多くがこれまでの生活をできる限り続けたいと考えます。
しかも、住み慣れた自宅での生活を望まれる方が多く、その家族も同じ思いではないでしょうか。
しかし住み慣れた自宅での生活を望む方が大半であるにもかからず実際には施設などへの入居を選んだり検討している方が多いい現実もあります。
本来望むべきは、出来るだけ今までの生活を継続していきたい、施設に転居してもこれまでの生活を出来るだけ続けたいと希望します。
これまでの生活を続けるには、介護サービスをどの様に利用して、どんなサービスを選択をするかはとても重要です。
介護保険サービスでは一人ひとりにどんな支援が必要で、どれくらいの頻度でサービスを受けたら良いか計画を立てて利用していきます。
介護保険サービスは計画を立てる専門職、立てた計画を実際に運用する介護職員、場合によっては医療従事者との連携が必要です。
一人の利用者の周りには多くの専門職が関わることになります。
介護保険サービスは直接的介護はもちろん、ご家族や関係機関と連携して介護を行わなければなりません。介護の仕事が専門職と言われる理由です。
そして、専門職が関わる、介護保険サービスとは『その人らしい生活』を支える仕事と言えるでしょう。

これからの介護の仕事の方向性

以前の介護は家庭介護や措置制度(行政)による介護でした。
2000年から始まった介護保険制度は自分で希望した介護を選び、契約して受けるサービスへと変わりました。
介護保険は、数年毎に制度改正して多様なサービスへ生まれ変わり現在も進化しています。
介護保険スタート当初は、食事・排泄・入浴など、いわゆる『3大介護』を中心としたサービスでした。
もちろん今でも介護の基本ですが、介護の基本的な考え方は『自分らしい生活の継続』です。
近年、社会の生活スタイルの変化で利用者意識が急速に変化してきました。
介護サービスを受ける利用者と家族の希望(ニーズ)がハッキリしてくる傾向にあります。


利用される方のニーズは何でしょうか?
前項で触れた様に多くの利用者とその家族は『自分らしい生活を続けたい』と思っています。
当然ですが、自身が望む生活を継続するための介護を望んでいます。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/gaiyou/s1_2_2.html(図1-2-26)
つまり、利用者とその家族は、可能な限り「自分のことはで自分でしたい」と希望しています。
利用者が介護施設を選ぶ際は「自立支援」をしてくれる事業者が選ばれるようになってきました。

我が国での高齢者率は極めて高く深刻な状況になっています。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/dl/1-01.pdf(図表1-1-2)
さらに年々、必要な介護職員も増加し人手不足も深刻になっています。
介護施設では利用者の変化に対応しながら職員の確保・教育・業務改善など難しい運営が求められています。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/gaiyou/s1_2_2.html(図1-2-33)
介護の質を向上すには知識と経験が必要です、職員のキャリアが必要です。
利用者の望むサービス提供を行うためには介護職員の処遇を上げ離職を減らしベテラン職員を増やす必要があります。
近年、介護施設では法令で定められている研修の他、定期的に独自で研修会など行いスキルアップに取り組む様になりました。
介護求人の多くが資格を持った方を求める傾向にある理由と言えるでしょう。

介護の資格はどんな資格があるの

一般的な介護の資格とは【初任者研修/実務者研修/介護福祉士】の資格が代表的です。
まず最初に取得する資格として初任者研修(旧ホームヘルパー2級)となります。
初任者研修では、介護に関する基礎知識や基本技術を身に着けるための資格になります。
その名の通り、介護の仕事をする上でのファーストステップ研修となります。
介護の仕事で必要な基本的な考え方や食事の介助や排せつ・入浴・車いすからベッドへの移乗の介助など介護の基本的技術の習得が出来ます。
介護の仕事を始める方が最初に取得する資格となります。
https://step-care.jp/knowledge/1587.html(ステップの初任者について)

さらに、実務者研修は初任者研修を受講された方や既に介護の仕事をされている方が受講して取得する資格となります。
実務者研修は実際の介護現場で行われる専門的知識(医療の知識)などが含まれる研修となります。
さらに、介護の資格で最上位資格である『介護福祉士』は国家資格となり、介護福祉の受験資格には実務経験3年に加え『実務者研修』の修了が必要となります。
実務者研修は基本研修である初任者研修を受講して次のステップとして実務者研修へ進むことをお勧めいます。
実務者研修って取得にどれくらい時間がかかるの?最短での取得方法は? | 介護職員養成研修のステップ-岡山・倉敷・玉野 (step-care.jp)

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