意外なハードルも!介護職員初任者研修の試験は難しい?

資格を取りましょう!
初任者研修の資格を取りたい方にとって、気になるのはやはり試験の難易度と合格率だと思います。資格取得のためにお金を払ってスクールに通っても、資格が取れなければやはり残念です。
ここでは、初任者研修の試験内容はもちろん、準備しておくとよいことなどを紹介します。

介護職員初任者研修の試験とは?

カリキュラム修了後に研修の理解度を問う筆記試験あり!

介護職員初任者研修では、スクールでの各カリキュラムを終了したあと、筆記試験に合格する必要する必要があります。難易度は、そんなに難しくないという感想を持つ方が多いようです。
というのも、試験の性質上、受験者をふるいにかけるものというより、授業内容の理解を問うものがほとんどだからです。つまり、各スクールでの授業やテキストの内容を覚えて理解しておけば、難易度は高くないといえるということです。

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100点満点中70点以上で合格!万一の場合は追試験も

試験は、全カリキュラム修了後、約1時間で実施されます。出題は選択式・記述式で、出題数は32問以上(出題32科目より各1問以上となる)。合格点は100点満点中70点以上となります。出題項目は先に述べたとおり、授業で学んだ32の項目からまんべんなく出題されます。苦手だな・よく理解できなかったなと思う項目は試験前に予習しておくと良いでしょう。万一、不合格になった場合でも追試験を受けることができます。多くのスクールでは無料で実施していますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

出題範囲

出題範囲は、スクールで使用しているテキスト・カリキュラムに準じます。

項目 科目
2.介護における尊厳の保持・自立支援 (1)人権と尊厳を支える介護
(2)自立に向けた介護
3.介護の基本 (1)介護の役割、専門性と他職種との連携
(2)介護職の職業倫理
(3)介護における安全の確保とリスクマネジメント
(4)介護職の安全
4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携 (1)介護保険制度
(2)障害者総合支援制度及びその他制度
(3)医療との連携とリハビリテーション
5.介護におけるコミュニケーション技術 (1)介護におけるコミュニケーション
(2)介護におけるチームのコミュニケーション
6.老化の理解 (1)老化に伴うこころとからだの変化と日常
(2)高齢者と健康
7.認知症の理解 (1)認知症を取り巻く環境
(2)医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理
(3)認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
(4)家族への支援
8.障害の理解 (1)障害の基礎的理解
(2)障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識
(3)家族の心理、かかわり支援の理解
9.こころとからだのしくみと生活支援技術 (1)介護の基本的な考え方
(2)介護に関するこころのしくみの基礎的理解
(3)介護に関するからだのしくみの基礎的理解
(4)生活と家事
(5)快適な居住環境整備と介護
(6)整容に関連したこころとからだののしくみと自立に向けた介護
(7)移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
(8)介護に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
(9)入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
(10)排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
(11)睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
(12)死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護

試験を受ける心構え&準備しておくポイントは?

難易度は高くないとはいえ、できればスムーズに合格したいもの。ここでは、試験を受ける際の心構えや準備しておくべきポイントをご紹介します。

【試験前】

①復習を念入りにしておきましょう!

各カリキュラム受講中に、講師の方から「要チェックポイント」と言われるところがあります。それはズバリ、各学習内容でもっとも重要なところです。つまり試験で出題される可能性が高いところ。きちんとメモを取り、試験前におさらいをしておきましょう。

②提出課題レポートの見直しをしましょう!

提出課題は、その項目を理解しているかどうかを確認するもの。この課題ですが、実はそのまま試験に出題されることがあります。提出したレポートの内容、とくに添削を受けたポイントはしっかり見直しておいたほうが良いでしょう。

【試験当日】

①選択式問題は、明らかな間違いのものを除外しよう

選択式問題の解き方のコツ、それはズバリ、選択肢を減らすことです。そのためにも明らかな間違いのものを予め除外しておくと楽になります。選択式問題の中にはひっかけ問題もありますので、よく読まないといけないものもありますが、それらに時間を割くためにも覚えておきたいテクニックの一つです。

②試験が始まったら、すべての問題に目を通しましょう

試験時間は1時間です。そして設問の中にはよく考えないといけないもの=時間が掛かるものものあります。反対に、すぐ解けるものもたくさんあります。どんな内容がどれくらい入っているのかを把握するためにも、試験が始まったらすべての問題に目を通しておきましょう。ちなみに出題数は32問以上とされているので、1問にかけられる時間は2分弱となります。

介護職員初任者研修の試験は難しくない!予習復習が大切です。

ここまでで解説したとおり、介護職員初任者研修における筆記試験の難易度は高くありません。授業の内容を理解していることが前提になりますが、試験に出るポイントなど、講師の方がレクチャーしてくれますので、きちんと予習・復習をしていけば自然と身につくと思います。
とはいえ、経験者に聞いた一番難しいポイントは、勉強をする時間の確保。スクールでは学ぶ時間が取れますが、それ以外の時間で勉強する時間を創り出すこと難しかったという人が多いようです。初任者研修に限らず、資格取得のためには「なんとしても資格を取る」という高いモチベーションが不可欠です。なんのために資格を取るのかということを明確にして、試験に挑みましょう。

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